日記
空家の相続人が93人!?放置された危険な空家問題が深刻!
今日の神戸新聞で目に留まった記事です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202009/0013691083.shtml
姫路市的形町の空家が倒壊の危険があり、
所有者を追っていくと
なんと、相続人が93人にものぼるとのこと!
所有者が亡くなった後、兄弟が相続し、
その後、相続権が
孫→ひ孫→やしゃご→来孫(らいそん)と枝分かれ。
相続権のある200人のうち93人が存命とのこと。
本題とは関係ありませんが、
4代目の孫は「らいそん」って呼ぶんだ、なんてことも初めて知りました。
この家系図を作り、所在確認だけでも大変なこと。
これだけで100万円ほどかかったそうです。
こうなってしまうと、誰がこの空家を相続し、誰が撤去するのか
問題がどんどん難しくなって、お手上げ状態ですね・・・(;´∀`)
今は、所有権登記は義務ではないので、
費用や手間がかかることから、相続した時に登記をされない方がおられます。
所有者不明の不動産が増えていることで、
今後は、相続登記が義務化されていくようです。
不動産を相続した場合は、忘れずに相続登記をしてくださいね。
また、できることなら、共有での不動産相続はしない方が
後々のために良いと思います。
投稿日:2020/09/14 投稿者:柳田伊津美