おはようございます!週明けの月曜日、今日は朝からちょっと蒸し暑いですね。
中谷不動産の柳田です。
今日は、賃貸で一生暮らしていく時の注意点など、考えてみたいと思います。
不動産情報誌などで、「あなたは賃貸派・持家派」という記事をみることがあります。
住宅ローンの場合、金利と頭金をどれだけ入れるかにより支払額は大きく変わってくるので、一概にはいえませんが、一生の支払額を比べると賃貸でも持家でも大きな差はないようです。
支払終わった後に、資産として家が残るかどうかという違いはありますが・・・。
逆に、子供には資産を残したくないという考えもありますよね。
家を買うのはリスクも大きいので、一生賃貸でいいと考える若い方も増えていると聞きます。
ただ、この頃思うことがあります。
当社には、賃貸住宅を探しに高齢の方も多くいらっしゃいます。
近くに子供さんやお孫さんがいらっしゃって、よく訪問いただける場合は問題ないのですが、
身内がいない方で、お一人暮らしの場合、借りていただくのが難しい場合があります。
保証会社の審査が通らないのです。
高齢になっても賃貸で住んでいただく場合の注意点として
①保証人を確保できるか、ということがあります。
賃貸契約では、保証人、保証人が無理な場合、少なくとも緊急連絡先になっていだだける身内の方が必要になります。
若い時は、親御さんやご兄弟さんがなってくださるので問題は少ないのですが、親や兄弟が亡くなった後、保証人がいないという問題が起きてきます。ですので、
高齢になってからも、子供や姪ごさん・甥ごさんなど身内の方と上手にお付き合いを続けていくことが大事だと思うのです。
もう一つ、当たり前のことですが、
②ずっと家賃を払っていけるか
ということもあります。
持家の場合、住宅ローンが完済すれば住宅費はかかりませんが、賃貸だと一生払い続けなければなりません。
将来は今の年金額より減額になることは明らかですので、
若いうちから個人年金や貯蓄など、家賃を払っていけるよう準備をしておくことも必要ですね。